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【中学生向け】音楽高校に進みたいと思った時に知りたかったこと

【中学生向け】音楽高校に進みたいと思った時に知りたかったこと

受験生は大変な一年であり、自分自身と向き合える貴重な時期でもあります。

そして自分自身と向き合い、音楽高校への進学を万全な対策で受験をしたい皆様に、音楽高校を受験しようと思った時に知りたかったことをまとめています。

事前に知っておきたかったこと
  • いつ頃から受験対策をし始めたのか
  • 勉強・実技のレベルはどのくらい必要なのか
  • 外部のレッスンはしていたのか
  • 音楽の勉強はどのくらいまでしておくべきなのか
  • マイ楽器は必要なのか
  • 行きたい高校の先生にレッスンを受けるべきか

などたくさん知りたいことが溢れてくると思います。

私自身も行きたい音楽高校への進学データがない中、受験をしたのでかなり知らないことだらけで準備をしていました。

私の経験と情報も交えながらお伝えして行きます。

いつ頃から受験対策をし始めたのか

私自身の経験談では、中学3年生の夏頃から本格的に始めました。

これは遅い方だと思います。中学の吹奏楽部の活動もありましたので、短期間での準備になりました。ですが、実技は小さい頃からしているものもありましたし、過去問を解いたり実技課題をこなし始めたのが夏頃になります。

受験準備スケジュールの例

参考までに私自身の準備期間を例としてあげます。

専攻トロンボーン、副科ピアノ

  • 幼稚園〜  ピアノ習い事で始める。
  • 小学生〜  音楽理論初歩レベルのグループレッスンを受け始める。
  • 中学生〜  トロンボーン部活動で始める。
  • 中学3年生の春 トロンボーン外部レッスン始める。
  • 中学3年生の夏 受験する音楽高校の講師にトロンボーンレッスン受け始める。音楽理論・聴音・視唱対策開始。

ピアノ自体はずっと習っていたので、弾ける方だったと思います。中には、中学3年生になってからピアノを始めた方もいます。

私はギリギリだったため、中学3年生の夏からはかなりハードスケジュールになりました。夕方まで部活をしてから帰りにピアノのレッスンを二つ掛け持ちしたり、トロンボーンのレッスンに通ったり、帰りは0時を回る日もありました。

勉強・実技のレベルはどのくらい必要なのか

一般科目の勉強に関しては、受験ができるという切符を手に入れるくらいには頑張りましょう。(推薦の場合)

また受験科目に一般科目がある場合は、過去問をしてみるのが一番です。そこで自分の立ち位置が明確になります。

実技に関しては、公立の音楽高校だとかなりの実力が必要です。専攻の楽器に特化して副科の楽器は疎かになってしまっては良くありません。ただ、専攻の楽器はしっかり準備しておきましょう。

副科はできているに越したことはありませんが、例えばピアノを全くしてこなかったが副科ピアノの課題曲がある…という場合があります。

その際は、とにかく課題曲を弾けるようになる。ということを目標にレッスンに通い練習をしましょう。進学後しっかりレッスンを受けて基礎を学ぶことができます。そのため、とにかくできないからと行って諦めずに、まずは、最低限の準備をしましょう。

ピアノは、余裕がある場合は、アップライトピアノ、グランドピアノが家にあるのが理想です。

ですがかなりお高いお買い物にもなり場所もとってしまうので、その場合は近くのスタジオや練習室を予約し、できるだけ本物のピアノの鍵盤で弾くようにしましょう。
鍵盤のタッチの感覚は本物でしか練習できません。
キーボードのみでの対策は本番で違う感覚に驚く原因にもなります。

外部のレッスンはしていたのか

どの楽器を専攻にし、進学したいのかにもよりますが、どの楽器でも外部でプロの講師にレッスンしてもらうことをお勧めします。

特に行きたい学校の講師にプライベートレッスン受けるのが一番いいと思います。

もし元々習っている先生がいらっしゃる方は、もちろんそちらでご指導していただき準備をして行きましょう。可能であれば、受験直前に数回その学校の講師にレッスンしていただく機会もプラスで作れるとかなりいいと思います。

やはり、その学校の講師にしかわからない基準があります。このくらいのレベルが必要不可欠であり、自分にどの部分が足りないのか、反対に問題ないのか、そういった自分自身の立ち位置を知ることができます。

音楽の勉強はどのくらいまでしておくべきなのか

音楽高校のレベルにもよると思いますが、知識をたくさん入れていて損はありません。

ただ、音楽高校の受験は音楽理論だけでなく、聴音や新曲視唱もあります。音楽理論も各学校によって傾向が違うため、とにかく過去問をたくさん解くこと、そして数多くの聴音や視唱をしておくことをお勧めします。

私自身は、過去問がなかなか手に入らなかったため、辞書くらいの分厚さの「音楽大学の過去問集」を購入し、毎日解く練習を行いました。

ひっかけ問題もあるので、数多くこなすことによって気をつけないといけない部分に目が行くようになり、さらに考え方順序が明確になり、いざ受験当日でも素早く解くことができるようになります。

マイ楽器は必要なのか
マイ楽器は必要になります。音楽高校は吹奏楽部と違って貸し出しがありません。

もちろん練習室はあるため、ピアノを弾くことができますが、基本的には自分の楽器を一つ持っておくことになります。私は受験時にプロの奏者の方に選定していただき自分の楽器を購入し、受験しました。

行きたい高校の先生にレッスンを受けるべきか

受けることをお勧めします。上記でも記載しましたが、やはりその学校の先生にしかわからない基準があります。そのため、せめて2回はレッスンを受けれると良いと思います。

自分自身でもどのくらいの立ち位置にいて、何が足りないのか準備に繋げることができます。

まとめ

受験はとても体力の必要なことです。同時に、音楽高校などの特殊な受験では、家族の協力なしではできないものです。

自分自身の受かりたい気持ちをしっかり持って準備することで、必ず周りの人が助けてくれます。

今は大変で不安なこともありますが、進学して音楽に溢れた生活ができる楽しい日々を思いながらぜひ頑張ってください。

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