【保護者向け】音楽高校に進みたいと思った時に知りたかったこと

【保護者向け】音楽高校に進みたいと思った時に知りたかったこと
音楽高校の受験は座学だけでなく実技の準備も必要不可欠です。
全力で受験のサポートをしていくために多くの経験談と情報をまとめました。
事前に知っておきたかったこと
- いつ頃から受験対策をし始めたのか
- 勉強・実技のレベルはどのくらい必要なのか
- 外部のレッスン(行きたい高校の先生も含む)はしていたのか
- 音楽の勉強はどのくらいまでしておくべきなのか
- マイ楽器は必要なのか
- 練習環境をどう整えるべきか
いつ頃から受験対策をし始めたのか
勉強に関しては、受験生の年になってからでも間に合うと思います。
私自身は受験生の夏頃から始めたので、かなり遅い時期に始めたと思います。楽典の本を全て頭に入れて、できる限りの実践問題をこなして行きました。高校受験でしたが、私は音楽大学の過去5年分ほどの入試問題を日本の音楽大学分解いていくのを、3周ほど行いました。
同時に音楽用語は、英単語のように常に覚えていくようにしました。
自分の中で整理し理解できているかが大切です。余裕を持って取り組まれることをお勧めします。
勉強・実技のレベルはどのくらい必要なのか
このレベルというのは、課題曲を演奏できるようになるというのが一番言葉で伝わりやすいかと思いますが、実際音が並んでいても、レベルには達していない可能性もあり、さらにはその年の倍率によっても変わってくると思います。
一番の最善策は、行きたい学校にレッスンに行かれている専門の先生や、プロの奏者の方にレッスンをしていただき、見てもらうのが一番です。

外部のレッスン(行きたい高校の先生も含む)はしていたのか
もちろん通っていました。
吹奏楽部の部活動が終わってから、二つのピアノ教室にレッスンに通い、帰宅は0時を回ることも多々ありました。
そのため、受験生の夏頃はほとんど遊びにも行っていません。その分合格発表の時の喜びはとても大きかったです。
音楽の勉強はどのくらいまでしておくべきなのか
楽典の試験の問題パターンは決まっています。そのため、過去問から出題の仕方、内容を把握し、こうきたらこう回答する。などの流れを理解したくさん過去問をこなすようにしてください。
そこを押さえておくだけで、短期決戦で受験勉強に取り組むことができます。
マイ楽器は必要なのか
とてもお高いですが、音楽高校を進学するなら自分の楽器は必要になります。
音楽科の高校では、吹奏楽部のように貸し出しは基本的にありません。個々が自分の楽器を毎日持ってきて授業内で使用する流れがほとんどです。そのため、受験時にも自分の楽器を使うため、中学3年生の段階で購入をお勧めします。
楽器を購入する時の注意ですが、ネットはお勧めしません。もちろんお安く済ませることができると思います。ですが、長いスパンで考えた時に周りよりも早く寿命が来たり、またはすぐに修理に出さないといけなくなるかもしれません。
そのため、必ず、プロの奏者に選定してもらって購入してください。
プロの奏者のお知り合いがいない場合、楽器店にご相談してみてください。必ずご紹介していただけます。
練習環境をどう整えるべきか
ここが一番悩ましいポイントだと思いますが、ピアノや声楽はお家でできる人がほとんどだと思います。

楽器になると騒音問題など悩ましい課題は現実問題とても多いです。
ご自宅に防音室がある、またはご近所の理解がある場合は問題ありません。もし、練習場所に困っている方は、例えば放課後学校で練習させてもらう、またはカラオケボックスや練習スタジオを借りることも方法としてはあります。
私は中学の時、部活時間と放課後教室をお借りして練習していました。マイ楽器は職員室で預かっていただき、とても理解のある先生方にご協力いただきました。下校してからは、ご近所のご理解のもとお家で練習していました。

まとめ
音楽科の受験は特殊で準備もとても大変だと思います。
受験生にとって環境が一番大事です。環境が整わなくとも、周りに相談してみると一緒に考えてくれる人はたくさんいます。ですので、ぜひ周りに相談して楽器の調達、もしくは借用、練習環境を子供たちと一緒に模索してみましょう。
また、プロの奏者の方にレッスンを受けれるのであれば、直接相談されると良いと思います。

この記事へのコメントはありません。