【金管楽器】ミュート奏法のポイント

【金管楽器】ミュート奏法のポイント
演奏しているとミュートを使用することがあります。
ミュートにもたくさん種類があり、主にストレートミュートとカップミュートが多いです。ジャンルによっては、ワウワウミュートを使うこともあります。
今回はミュート奏法のポイントについてまとめました。

ミュートの種類と特徴
- ストレートミュート
一番よく使われるミュートです。柔らかい金属的な音色が特徴であり、音程が少し高くなりやすいため通常のスライドポジションとは変化があると認識しておくと良いと思います。
- カップミュート
カップがついたミュートのことであり、ストレートに次いでよく使用されます。ストレートに比べてさらにまろやかな音色が特徴です。
- ハーマンミュート (ワウワウミュート)
ビッグバンドやジャズの場面でよく使われるミュートです。「ワウワウ」という音色がします。
ミュートの本体部分とステムの2つのパーツから構成されています。ステムを完全にミュートの中に入れて演奏したり、ステムを外した状態で演奏したりとさまざまなスタイルで使用されます。
- プランジャーミュート
左手に持ってベルを覆い被せたり、空間を開けたりなど自分でコントロールします。プランジャーミュートは販売していますが、現状カップ麺の容器や、トイレ掃除に使うスッポンで代用されることもあります。
- バケットミュート
ビッグバンドで使用されることが多いです。ベルに引っ掛けて使用します。クラシックをしているとほとんど使用することがありません。
ポイント
吹奏楽で必要備品として購入を検討している場合は、ストレートミュートをぜひ購入してください。もし余裕があればカップミュートもあると便利です。
ミュートは音色を変える素晴らしい楽器の一部です。そのため、ミュートを使った奏法も把握しておくべきです。
音程感や一番理想の音色を奏でるためにも、ミュートをつけた状態での練習もしましょう。

まとめ
ミュートは演奏時に使用するものですが、練習用のプラクティスミュートというものもあります。
大きな音が出せない時に使用できるよう、持ち運んでいる人が大半ですが、練習用のミュートも同じく音程感や響きは全く違うものになります。そのため、ミュートを使わずに練習できるときは、伸び伸びと響かせる意識で練習するようにしましょう。

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