【金管楽器】バテないためにはどうすればいいか

【金管楽器】バテないためにはどうすればいいか
バテないようにするにはどうしたらいいのかと悩まれた方いらっしゃると思います。
今回は「バテないようにする方法」ではなく「バテにくくする方法」についてお伝えします。

バテる原因とは
バテる時の症状として考えられるのは、
- 口が痛い
- 高音が出にくくなる
- 唇のコントロールが効かなくなる
など様々考えられます。
それらの症状が出る原因としては、全て「唇」「口」が共通してあげられます。
もちろん楽器は唇の振動で音が鳴るため、唇が関係してきますが、裏を返せば、「唇」に着目して対策するとバテにくくなるともいえます。
バテにくくする方法
唇ばかりに頼らずに、腹圧で吹く場所や、体の重心、踏ん張る場所、力みすぎず軽いタンギングで演奏するなど、計画的に唇を温存させる必要があります。
すぐに実践というわけにはいかないので、
- 体の重心を気にしながら、音の芯を捉えた基礎練習
- レガートタンギングなどのタンギング練習
を普段から行いましょう。

基礎練習のポイント
タンギング練習をするときも、唇の強さに意識がいっていないでしょうか?
タンギングは舌のトレーニング練習です。
よく唇で強い息のスピードでタンギングぽくできたと勘違いしてしまうことがあります。
ですが、感覚としては、舌と息のスピード感を操る意識です。そこに連結して唇が動いてしまいますが、少なくとも唇を先に動かそうという意識は、よくない力を動かしてしまうことにつながりかねないので、注意しましょう。
腹圧練習
自分の中で音を一つ決めて、その音を舌を動かさずに息のスピードと腹筋の力で、クリアな音を出そうとしてみてください。
これがなかなか難しい、ということがわかると思います。
ここで気づく点が、普段どれだけ唇と舌に頼ってしまっているか。という点です。
ゆっくり全ての音域を1音1音丁寧に、息の力でアクセントつけるように腹圧で音をクリアに鳴らせる良い方法を探りながら練習してみてください。
まとめ
これらの基礎練習の方法を始めるだけで、かなりバテにくくなることにつながります。
何かができない、こうなりたいと思う時は、様々な角度から物事を見ることができると自ずと方法が導かれていくことがあります。
いつもと違う方法を使うのは不安だと思いますが、動画を撮りながら客観的に聞いても大丈夫かどうか確認しながら基礎練習を行うと自信を持って普段でもコントロールできるようになります。

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