【トロンボーン】トロンボーンマウスピースの選び方

【トロンボーン】トロンボーンマウスピースの選び方
マウスピースとは、楽器と自分自身の連結役割を担うとても重要なパーツです。
様々な大きさの用途にあったマウスピースが存在しており、演奏には適切なマウスピースを選択する必要があります。
購入の際に悩まれる方もいらっしゃると思いますので、今回はトロンボーンマウスピースのサイズに関してまとめてみました。
マウスピースの基本
マウスピースには、各部分に名称があります。
・リム
・カップ
・スロート
・シャンク
・バックボア
これらのそれぞれのバランスと働きによって、吹奏感が変わってきます。またサイズ(大きさ)でも大きな変化があります。
実際には、どんな音や吹奏感を求めて、どの楽器に合わせたマウスピースが必要なのかということが大切になってきます。なので、購入を検討されている方は、自分のマイ楽器または備品の楽器で様々なマウスピースとの相性を試奏することをお勧めします。
今回は吹奏楽部で備品共有での使用や、初心者の方のためのサイズに関してお伝えします。
マウスピースのサイズ
テナーバストロンボーンとバストロンボーンでは、マウスピースの大きさが違います。
簡単に説明すると、低音になればなるほどカップの大きさは深く大きくなっていきます。
6ハーフや5Gなど色々なサイズのマウスピースが存在しますが、例えば
バックの6-1/2ALや5G
ヤマハの48~52
など初めてマウスピースの購入を検討している方はこの辺りから検討されると良いかもしれません。
バストロンボーンだと、
バックの3Gや2G、1-1/2G
ヤマハ57~58
などを検討されると良いと思います。
ただ上記でも述べたように、マウスピースだけの試奏で選ぶのはよくありません。また試奏なしで選ぶのもよくありません。
楽器との相性が大切になります。
まとめ
マウスピースは、体と楽器の連結部分であり、とても重要なパーツです。
プロの奏者の方や、身近にいる上手な先輩方が使っていてとてもいい音がしたから、このマウスピースを使おう。などの考えでは、失敗してしまいます。それは、人によって歯並びも体力も何もかも一緒ではないため、どれだけ上手な方のマウスピースを使ったとしても、同じ音が出ることはないからです。
初めての購入をご検討されている方は、もちろん小さすぎず大きすぎずの中庸なサイズのマウスピースから始められるのがベストかと思いますが、一番大切なのは、自分自身に最適なマウスピースを選ぶことです。
各楽器メーカーさんがたくさんのマウスピースを作っています。
合う合わないは人それぞれなので、マウスピースをしっかり試奏して自分自身で確かめてから購入するようにされた方が良いと思います。

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