【金管楽器】音が震える原因&解決方法

【金管楽器】音が震える原因&解決方法
緊張ではなく、普段から音が何故か震えてしまうということで悩んでいる方いませんか?
今回は音が震える考えられる原因と、解決方法に関してまとめてみました。

原因
- 息はまっすぐ楽器に流せていますか?
- バズィングは安定して鳴らせていますか?
- 鳴らしたい音のイメージはできていますか?
- 体は揺れていませんか?
など様々な原因が考えられます。
解決方法
①バズィング練習
初めから音を作って安定させようとするのではなく、まずはゆるいブルブル状態から少しずつ振動数を細かくするイメージです。
もちろん緩い大きな振動数の感覚のまま、細かい振動に変えようとしても振動が止まってしまうことが多いかと思います。
そのため、徐々に力を加えながら振動数を細かくしていくことが大事です。ここのポイントは「徐々に」です。
②イメージして音を鳴らす
イメージして鳴らそうとした時に、音が外れたりすることありませんか?
外し方にも様々あり、イメージできていたけど外れてしまった場合と、準備自体ができておらず外れてしまった場合とあります。
おすすめの練習法は、チューナーやピアノ(調律のできているもの)で音を単音ならし、マウスピースでその音を奏でる練習がお勧めです。
③呼吸法を見直す
原因の一つとして、元々あまり息が吸えていないことから、息を楽器に流す時に弱い息になってしまっていることが考えられます。
トロンボーン自体3m弱の一本の管から改良されて楽器の形となっています。ホルンでは4m近いとされています。
実際の目に入る情報と、息を流さないといけない長さは全然違います。ぜひ一本の管をイメージして、普段よりもう少し遠くへ息を流す意識を持っていただくことがお勧めです。
また呼吸法にもたくさん種類があるので、自分に合った呼吸法を見つけましょう。
④演奏時の姿勢
息をはく時に上半身が揺れていませんか?
楽器の演奏では、余分な動きが息の流す行為を邪魔している可能性が考えられます。特に座って演奏することが多いかと思いますが、はく時に支えがしっかりあることが大事です。
体が揺れる原因は、支えがないことと、吸ったものがリセットされてしまっていることが考えられます。そのため、まずは、吸う時にどこがどうなっているのか、そしてはくときにどこが働いているのか、それらをまずは自分自身で説明できるように理解することが大切です。
まとめ
実際の様子を対面で見ないと確信できる解決策はお伝えできません。
ですが、考えられる原因と解決策を知ることで、自分で改善できることもたくさんあります。自分自身の感覚と実際に目で見える現象は異なることが多いので、ぜひ自分自身を動画で撮って研究してみましょう。
また、それでも難しいと感じた場合はぜひ個人レッスンを受けられることをお勧めします。


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